よく考えたい親からの金銭援助
結婚して2人で生活するようになると、
思っていた以上に色々とお金がかかってきます。
配偶者が出来れば、今まで入っていなかった保険に入ろうと考えたり、
子供が出来れば、尚更出費は増えていきます。
男性側に充分な収入があり、奥さんに経済的に不安にさせないような環境は
とても羨ましいですが、それくらい充分な収入がある家庭は
それ程多くないでしょう。
そんな状況の中で、もしも奥さん側の実家から
お金の援助の話があったらどうしますか?
例えば毎月の生活費を援助しようか?だとか、
車やマンション、家の購入時に資金援助を申し出てきてくれる場合も結構多いようです。
そんな申し出は一見するととてもありがたい、嬉しい申し出であると思います。
その申し出を受け金銭面にゆとりが出てくると、
夫婦にも余裕が出てきて、結婚生活も上手く行くものです。
結婚生活で大事なものはお金だけではありませんが、
経済的安定が2人の関係を安定させてくれるのも事実であります。
しかし、金銭的援助を受けた場合は、良い面だけではないことを
念頭においておきましょう。
何の見返りもなく金銭援助をしてくれる場合もあるでしょう。
しかし中には金銭援助の裏側には、
「お金を出しているのだから、私達のいう事も聞いてね」と言う、
暗黙のプレッシャーをかけている場合もあるのです。
何かと口を出されてもお金を出してもらっている以上、
言いたいことも言えない場合が出てくるのです。
更に「お金を出しているのだから老後の面倒も見るべき」
とまで考えている場合もあるようです。
ですから、奥さん側の実家からの金銭援助の話は、
単純にありがたい話という訳ではなく、そういった裏側の意味も
含まれている場合があるということを認識しておいてください。
結婚してからは、金銭面に関する問題はいろいろと出てくると思います。
経済観念が全く違う二人が結婚した場合は尚更でしょう。
お金に関する事はとても大切なことです。
なかなか話題にしにくいことかもしれませんが、
大切なことだからこそ夫婦2人できちんと話し合って方針を決めて、
お互いにストレスのないように生活していってください。