親との距離の置き方
結婚をしたら女性側が男性側の家に入ることが殆どで、
男性の姓を名乗る事になると思います。
つまり、男性側の家族の一員になると言うことです。
女性にとって、男性の家族の一員になると言うことは、
結構大変なことであって、男性が思っている以上に色々な気を使っているのです。
打ち解けようと思っても、現実的には数回あっただけの家族に
いきなり溶け込むのも無理がありますし、
旦那さんの両親にしたって、数回あっただけの女性を
すぐに娘と受け入れるのは難しいのです。
本当の家族と同じように過ごせるようになるのは難しいですし、
なれたとしても数年かかるでしょう。
そんな状況の中で、女性側の実家がすぐ傍にあると、
女性は何かとすぐに実家に頼ってしまうものです。
特に今の時代はそうであると言えます。
何かと実家にご飯を食べに言ったり、お茶をしに行ったり、
自分の母親と買い物に行ったり。
最近はそんな親子関係がよくあるので、なんとも思わない男性も
多いと思いますが、それを好ましくないと思う男性もやっぱりいるのです。
「結婚してオレの姓を名乗っているのだから、
いつまでも実家ばかりに頼るのは止めろ」と考えている男性も少なくないようです。
一方結婚すれば、いくらお嫁さんに貰ったとは言えども、
男性側も女性の家族と上手く付き合っていかなければならないのです。
男性にとっても、女性にとっても結婚すると新しい家族が
増えるわけですが、いくら親子と言っても義理の親子になるわけですから、
出来ればそう頻繁に会うのは避けたいですし、ある程度の距離をおきたいと考えるでしょう。
こういう結婚後のお互いの家族との付き合いに関しては、
話し合っている夫婦は少ないと思うのですが、
是非話し合って欲しい項目だと思います。
話し合っておけばお互いの考えを理解できて、
結婚後もお互いの家族と丁度良い距離を保ちながら付き合っていけると思います。