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増加する熟年離婚

熟年離婚と言う言葉をここ数年でよく耳にするようになりました。
数年前にはTVドラマまであったくらい、
流行った言葉、そして流行った離婚でしょう。
そうして今でも尚、熟年離婚をする夫婦はたくさんいます。

ところで熟年離婚とは、具体的には
どんな夫婦の離婚を指すのかご存知ですか?


50?60歳以上の年配者夫婦の離婚を熟年離婚と言うのでしょうか?
意外に正確に答えられる人は少ないと思うのですが、
熟年離婚とは結婚生活を20年以上続けてきた夫婦が
離婚することを言うのです。

ですから、45歳のときに結婚して55歳で離婚したとしても、
熟年離婚とは言わないのです。

離婚するときの年齢ではなく、結婚年数で熟年離婚かどうか、呼ばれ方が変わってくるのです。

TVドラマでもそうでしたが、熟年離婚の場合は、
妻側が夫側に離婚を言い渡す場合が多いようです。
旦那さんの定年退職に合わせて離婚を申し出るケースが多いようです。

旦那さんにとってみれば、長いこと勤めた会社も退職し、
残りの人生を奥さんと一緒にゆっくり旅行でもしながら過ごして行こうと
考えていた矢先の急な離婚の話で、寝耳に水状態でしょう。

しかし、奥さん側の立場だと、その日の為に何年もかけて
自分の貯蓄を増やしたりと準備をしているようなのです。

定年退職後、旦那さんが1日中家にいて、
これからずっと一緒に過ごすことに嫌気を感じたり、
この先もずっと人の世話をする人生に疑問を感じ、
自分自身の人生を楽しみたいと思い、熟年離婚を踏み切るケースが多いようです。

熟年離婚する年齢は多くがそれなりの年齢に到達しているので、
離婚を切り出した方は心の準備や1人でやっていく準備が出来ていますが、
言い出された方は何の準備もありません。

ある程度の年齢になってからの1人の人生は寂しいものでしょう。
結婚した時は、まさか自分が熟年離婚するとは
思っていないことでしょう。
熟年離婚を言い出さないためにも、言い出されないためにも、
どちらか一方が我慢しているような結婚生活は送ってはいけないのです。

是非とも 夫婦でコミュニケーションをとりながら、
気持ちのすれ違いのないような結婚生活を送りたいですね。